婚活の相談を受けていると、よく聞く言葉があります。
それは――
「恋愛と結婚って何が違うんですか?」
たしかに、どちらも「好き」という気持ちから始まります。
しかし、恋愛と結婚はまったく別物。
その違いを理解していないと、婚活がうまくいかなかったり、結婚後につまずいてしまうこともあります。
■ 恋愛は“好き”の感情。
恋愛の中心にあるのは、シンプルな 「好き」という気持ち です。
・会いたい
・一緒にいたい
・楽しい
・ドキドキする
感情が主体で、極端に言えば お金がなくても、計画性がなくても、
「好き」という気持ちだけで続けられてしまうのが恋愛です。
多少の不安も、「好きだから大丈夫」で乗り越えられてしまう。
それが恋愛の強さでもあり、あいまいさでもあります。
■ 結婚に必要なのは“情愛”。
結婚は、感情だけでは続きません。
結婚生活には、
・家賃や住宅費
・食費、光熱費
・将来の貯金
・子どもの教育費
など、“現実と向き合う力” が必要になります。
つまり、結婚は 生活 です。
恋愛と違い、毎日を一緒に過ごすという責任があります。
そのために必要なのが 情愛(じょうあい)。
情愛とは、
「相手を思いやり、生活を支え合い、未来を一緒に作る気持ち」
のこと。
恋愛は「好き」。
結婚は「守りたい」「支えたい」「一緒に生きたい」。
大事にするものの軸がまったく違うのです。
■ 好きじゃないわけではなく、“好きの質が変わる”
誤解してほしくありませんが、結婚は恋愛感情がなくなるわけではありません。
ただし、恋愛の「好き」から、
結婚の「大切にしたい」「この人と家族になりたい」という気持ちへと形が変わります。
恋愛の好き=感情
結婚の好き=覚悟・責任・思いやり
どちらも“好き”ですが、重さが違い、深さが違うのです。
■ 2人で人生を背負えるかどうか
結婚は2人で生活を築きます。
・お金の話ができる
・将来の話ができる
・問題が起きたときに向き合える
・子どもを育てる覚悟がある
・相手を守ろうとする気持ちがある
これらが一つでも欠けると、恋愛の延長では結婚は成り立ちません。
■ まとめ:恋愛は感情、結婚は覚悟
恋愛=好き
結婚=情愛(守る・支える・未来を作る)
恋愛と結婚は、同じ“愛”でも、まったく別物。
だからこそ、婚活では “結婚向きの関係” を作れる相手かどうか を見極めることが重要です。
結婚は、誰かと幸せになるためではなく、
“互いに幸せを守るためのパートナーシップ”。
その理解がある人ほど、良いご縁をつかんでいきます。
大阪府茨木市の結婚相談所アプリータ



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