どんなに仲の良い夫婦でも、意見の食い違いや小さなイライラは必ずあります。
しかし、結婚生活がうまくいく夫婦は “ケンカをなくす”のではなく、“早く仲直りできる仕組み” を持っています。
今回の第二弾では、長続きする夫婦が実践している 仲直りの習慣 を5つ紹介します。
この方法を取り入れるだけで、ケンカが減るだけでなく、お互いの理解が深まり、関係がより強くなるはずです。
■ 1.「感情が高いときは無理に話さない」
ケンカがこじれる最大の原因は、感情がピークの状態で話し続けてしまうこと。
冷静さを失うと、自分でも望んでいない言葉を投げてしまい、傷が深くなります。
うまくいく夫婦は、
「一旦、落ち着こう」
という“冷却タイム”を自然に取っています。
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30分一人で散歩する
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別の部屋で深呼吸する
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先にシャワーを浴びる
感情が落ち着けば、伝え方も優しくなり、相手の言葉も受け取りやすくなります。
■ 2.自分の気持ちを「主語を私」にして伝える
ケンカの中で関係が悪化するのは、
「あなたが悪い」 と決めつける言い方が原因です。
一方、円満な夫婦は、
“私”を主語にして気持ちを伝える
「アイメッセージ」を使っています。
例:
×「あなたはいつも遅い!」
○「私は遅くなると心配になるよ」
×「なんで手伝わないの?」
○「私は一緒に家事をしてくれると助かる」
この伝え方ひとつで、ケンカの空気がスッと和らぎます。
■ 3.「正しさ」より「関係を守る」ことを優先する
ケンカが長引く夫婦ほど、
“どちらが正しいか” にこだわりがちです。
しかし、うまくいく夫婦は
「正しいほうが勝つ」ではなく「お互いが気持ちよく過ごせるほうを選ぶ」
という視点を持っています。
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相手の意見にも一理ある
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違いはあって当然
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折り合いをつけるのが夫婦
こう考えられるだけで、争いのエネルギーが一気に小さくなります。
■ 4.仲直りの“合図”を夫婦で決めておく
仲の良い夫婦ほど、お互いの性格に合わせた“仲直り合図”を持っています。
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LINEでハートのスタンプを送る
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「さっきはごめんね」と短く言う
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お互いに好きな飲み物を渡す
こうした“ゆるい合図”があるだけで、仲直りのハードルがグッと下がります。
ケンカの後、素直に言葉を出すのが苦手なタイプにも効果的です。
■ 5.ケンカの後は「次にどうするか」を話す
仲直りした後に大切なのは、
同じことで繰り返しケンカしない仕組みをつくること。
うまくいく夫婦は、
「次に同じ状況になったらどうする?」
とシンプルな“改善会話”を取り入れています。
例:
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帰りが遅くなる日は事前に連絡する
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家事の分担を見直す
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期待していることを言葉にしておく
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気になることは溜めずに早めに伝える
こうした小さな約束が、夫婦関係をより強くします。
■ まとめ:仲の良い夫婦は「ケンカが少ない」のではなく「仲直りが早い」
今回紹介した5つの習慣は、どれも小さなものですが、積み重ねると大きな差になります。
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感情が高いときは距離を置く
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“私”を主語にして気持ちを伝える
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正しさより関係を優先
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仲直りの合図を決める
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次にどうするか話す
これらを意識するだけで、ケンカの質が変わり、夫婦の絆はさらに強くなります。
■ 次回予告
第三弾では、
「夫婦で価値観が違うときの歩み寄り方」
を分かりやすく解説します。
大阪府茨木市の結婚相談所アプリータ



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