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【結婚生活がうまくいく 第四弾】育児の方針が違うときの調整法

育児は夫婦にとって、大きな責任と喜びを伴う大事なテーマです。しかし、育児を進めていく中で、価値観や考え方の違いから意見が食い違うことはよくあります。
「教育方針」「子どもとの接し方」「しつけの方法」など、育児の方針が違うと、どうしても衝突が生じやすいもの。

今回は、育児の方針が違うときにどう調整するかを、実際のカウンセリング事例を基に解説します。
夫婦間での調整法を学ぶことで、より良い育児環境を作り、お互いにとって満足のいく育児方針を実現しましょう。


■ 1.育児方針の違いを「理解し合うこと」から始める

育児における価値観の違いを乗り越えるためには、まずお互いの価値観を理解することが最も重要です。
「なぜ自分はこう考えるのか?」という理由をお互いに伝え合い、意見交換をすることから始めましょう。

例えば、しつけに関する意見が食い違った場合、

  • 片方が「厳しく躾けるべき」と考えている場合、

  • もう一方が「子どもには自由にさせたい」と考えている場合。

それぞれが育った家庭環境や、教育を受けた背景が違うため、考え方の根本的な違いがあります。
この違いをお互いに尊重し、相手の立場を理解することが重要です。お互いの「育児観」をしっかり共有することで、協力し合うための土台を作ることができます


■ 2.お互いの「理想」を具体的な行動に落とし込む

育児方針を理解した後は、それぞれの理想を具体的な行動に落とし込むことが大切です。
「どう育てたいか」という理想の共有だけではなく、実際にどうしたいのか、どうやって実行するかを決めることで、方向性を一致させることができます。

例えば、教育に関して意見が食い違った場合、

  • 片方が「子どもには早期教育を受けさせたい」と考えている場合、

  • もう一方が「自然な成長を重視したい」と考えている場合。

ここで重要なのは、どの程度まで早期教育を取り入れるのか、どの時期に始めるのかを具体的に決めることです。
「早期教育」という大まかな方向性だけではなく、具体的なプランを立てることで、双方の納得が得られやすくなります。


■ 3.共通の「育児ルール」を作り、お互いに守る

夫婦間で育児方針の調整ができたら、次は共通の育児ルールを決めることが大切です。
ルールを作ることで、どちらかが独断で決めることなく、育児がスムーズに進むようになります。

例えば、

  • 子どもが寝る時間、食事の時間、テレビを観る時間など、生活の基本ルールを決めておくこと。

  • 子どもに対する叱り方や褒め方に関して、お互いの意見を反映したガイドラインを作ること。

  • 「このルールは守る」「この部分は柔軟に対応する」など、明確に線引きをすることが大切です。

共通のルールを作ることで、日々の育児が一貫性を持ち、子どもにも安心感を与えることができます


■ 4.「折れ合い」と「譲歩」の精神を持つ

育児方針の違いを調整する際には、お互いの妥協と譲歩が重要です。
どちらか一方が全てを決めてしまうのではなく、どちらも譲れる部分を譲り合うことが、長期的に見て円満な育児を実現します。

例えば、

  • 一方が「家の中では絶対におやつを食べさせたくない」と思っていても、もう一方が「子どもにおやつを与えることで楽しい時間を作りたい」と考えている場合、

  • おやつの回数やタイミングをお互いに合意し、週に1回だけ特別におやつを与えるというように、双方の意見を取り入れた折衷案を見つける方法があります。

大切なのは、一方的に「自分の方が正しい」と思わないこと
譲歩し合い、最適な方法を見つけることが、夫婦としての強い絆を生みます


■ 5.定期的に「育児会議」を開いて振り返り、改善する

育児は日々の変化が大きいため、育児方針が固定化されることなく、柔軟に対応していくことが重要です。
定期的に、夫婦で「育児会議」を開き、お互いの意見を振り返る時間を作りましょう。

例えば、

  • 「この1ヶ月の育児でうまくいったこと、うまくいかなかったことは何か?」

  • 「子どもにどう接していくべきか、今後の方針をどうするか?」

  • 「どんな部分でお互いがイライラしたか、改善方法は?」

このように定期的に話し合うことで、育児の方針を見直し、さらに良い方法を模索することができます


■ まとめ:育児方針の違いはお互いを成長させるチャンス

育児における価値観や方針の違いは、最初は衝突を生むことがありますが、お互いに理解し合い、調整する過程こそが夫婦の絆を深めるチャンスです。
大切なのは、お互いの意見を尊重し、譲り合うこと。育児の方針が異なっても、共通の目標を持って進んでいくことが最も大切です。

  • 価値観の違いを受け入れ、お互いの意見を言葉にする

  • 具体的な行動に落とし込んで、共通の育児ルールを作る

  • 妥協と譲歩の精神を持ち、定期的に振り返る

これらを実践することで、育児がもっと円滑になり、より充実した育児生活が送れるようになります。

■ 次回予告

第五弾では、

「長期的に円満な夫婦関係を保つための習慣」

を分かりやすく解説します。

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